絵本 いちご

絵本 いちご

絵本 いちごの表紙です

絵本 いちご
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆くいしんぼう絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本



平山和子 文・絵 福音館書店

初版年月日:1989年04月15日 ISBNコード:4-8340-0834-7

24ページ 22X21cm 定価840円


通常版はこちら!  定価840円

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0・1才児には、ものごとを注視(じっと見つめるたり、見据えたりする)することを、つまり見るということを促進します。

いちごを知らない子はいません。
しかしそれが「いちご」の実であることを知らない子も多いでしょう。
年長になると、園で育てたりしますから、後にしることになる訳ですが。
この絵本のような「ものの絵本」は、0・1才児には、ものごとを注視(じっと見つめるたり、見据えたりする)することを、つまり見るということを促進します。
しかもこの絵本は、扉をあけるといきなり「わたしはいちごです」と「いちご」がしゃべるのですから、まずびっくりします。
でもそれはいつも食べているおいしい「いちご」ではありません。それは単なる草としか見えないものです。
「え、どうして?」
「いちごはどこにあるの?」
と興味をひくのです。
ほんの少し赤くなった「いちご」がまっかになる場面では、子どもたちは思わず声をあげます。
まっかないちごはここで「さあ どうぞ」「あまいですよ」というのです。
もともと美しい花とか、その実が色鮮やかなのは、動物に来て欲しい、食べて欲しいからでしたね。
特にこの絵本は、花が咲いて、あおい小さな実が立派な「いちご」になるまでが、実にこまかく描かれています。
「もうすぐ」
「いまに」
「まだ」
「もうちょっと」
「あしたはあかく もっとあまく」
「はい おまちどうさま」
「さあ どうぞ」
のようす(そのことばがどういうことか)がリアルな絵になっています。
こうしてみると、この絵本は「ことば」の本にもなっていることがおわかりでしょう。
また、けっして「しつけ」ではありませんが、「待つ」ことの大切さ、ものごとには「食べごろ」があることも教えてくれます。
「待つ」からよけいおいしいのですね。
そうしてみんなでじっといちごが食べられるようになるまでを見守るという感じになりますね。



内容紹介です

「いちご」の冬ごしから、あたたかくなって、食べられるようになるまでのあいだの、いちごと子どもの会話絵本です。
『いちご、おおきくなったね』『まだ、すっぱい いちごです』…
『まっかないちご、もう あまい?』『はい おまちどうさま。さあ どうぞ』


冬です。
『わたしは いちごです』
『わたしは いちごです』
といちごがいいます。
「へえ、あなたがいちごなの、草かと思った」
ゆきがつもりました。
葉っぱが寒そうに積もった雪の上に、少しだけのぞいています。枯れているようにも見えます。
『いちごは どこにあるの?』
『いちごのみは あたたかくなったら なりますよ。 それまでまっていてね。 いまは、まださむいふゆです』
いちごと子どもの思いは同じ。
『はやく あたたかく ならないかな』
『あたたかく なったよ。 いちごはまだ?』
『まだ まだ…。 いま、つぼみが できたところです』

白い いちごの花が たくさん

『はながさきました。 もうすぐ いちごがなりますよ』
『あ、ちいさな いちごが なった』
『いまに おおきくなりますよ』
『まだ すっぱい いちごです』

まだほとんど青い いちごの実

『もうちょっとです。 あしたは、もっと あかく もっと あまくなりましょう』
『…もう あまい?』
『はい おまちどうさま。さあ どうぞ』
『さあ どうぞ』『さあ どうぞ』
『あまいですよ…』『さあ たべてください』
といちごたちは口々にいいます。







読み聞かせのポイント
この本も平山和子さんの絵本ですから、その「いちご」も本物よりおいしそうな絵本です。
2、3才の子たちは、表紙をみるなり、ひとしきりいちごに関して知っていることや、その美味しかったことをしゃべってくれます。
この絵本では、黒い文字が子ども、赤い文字で「いちご」がしゃべっています。「いちご」がしゃべり、絵本の中の子がしゃべり、そして聞き手の子がしゃべります。
たとえば、
『いちご、あまくなったかな』(絵本の中の子どもとおもわれる、 最後の場面以外に姿はありません)
「すこし赤くなった」(聞き手の子どもたち)
「まだすっぱいよ」(聞き手)
『もうちょっとです。 あしたは…もっと あまくなりましょう』(いちご)
このように三者がまるで、話し合っているような感じで読んであげればいいと思います。
もちろん、聞き手である子どもがいつも発言しなければならない訳ではありません。
静かに聞いている場合もあります。

絵本 いちご
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆くいしんぼう絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本


平山和子 文・絵 福音館書店

初版年月日:1989年04月15日 ISBNコード:4-8340-0834-7

24ページ 22X21cm 定価840円


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