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※注意! このページには、なぜ読み聞かせが必要なのかをかいてあります……が、ざーっと見ていただけたらわかると思いますが、とっても長いです。 検索エンジンなどでこられた方や、迷い込んだ方は、ページ左上にある「トップページ」を押すか、左のメニューで楽しそうなところを選んでください。 ……とまあ、最初からおどしてしまいましたが、「読み聞かせ」についてもっと詳しく知りたい方は、一読の価値は十分にあると思います。 それでは、ごゆっくりどうぞ! |
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「読んであげる本」「耳で聞く本」ということ 優れた絵本は「読んであげる」「耳で聞く」ということを前提に作られています。 子どもが自由自在に文字を読むことができるのは、10才を過ぎてからです。 ところが、 この場合の言葉とは耳から聞く言葉です。 実際、世界には今もって、文字を持たない人びとは多数を占めています。 子どもの世界は独特です。 子どもの本や絵本は子どものものです。 日本の絵本では「ぐりとぐら」はもう50才を越えました。 ここに、子どもの世界の秘密があります。 理由の一つは「物語」という型式が永続的だからです。 むかし話には型式があることを先ほどいいいました。 物語とは「もの(岩であったり、見えないものであったり)」が人に語る、人が「もの(具体的なものや見えないもの」について語る型式です。 そしてそれを、記憶し、伝えようとしやすくする決まった型式を持っています。 もう一つの理由は、子どもたちのもつ心性です。 人間に「こころ」が生まれたとき、自分に「こころ」があるなら、他のあらゆるものにも「こころ」があると考えるのが人間の人間たる由縁です。 現代文明はその「こころ」を狭めてしまいましたが、子どもの世界では今でもその「こころ」を失っていません。 親子の心の広場であるということ 松居直さんの文章に尽くされています。 本好きの子になってほしいと願うのはなぜなのでしょうか。 読書はことばの数・ 思考力・感覚や感性を育てるなどとよく言われます。まったくその通りです。 けれども、読書が最も大きな力をもって、育てているものは「想像力」です。 想像力とは一般に言われているようにイメージ(像)を創る力のことではありません。 そうではなく、大江健三郎(作家)氏は「想像力とはイメージを変容する力のこと」だと言っています。 文学では、文字からイメージを創ります。 その場合、それは単純な一つのイメージですが、そこに優れた文学では他のイメージが二つも、三つも重ねられています。 与えられるイメージがひといろで、そこにあるメッセージが一種類であれば、一回読めばもう解ったで終わります。 テレビやアニメなどは(絵本にもありますが)、そうした単純なイメージのものが多く、しかも画面がどんどん流れていきますから、想像力を働かせる余地がほとんどないのです。 ところが読書では、ページのどこかに立ち止まって、仕掛けられたイメージとの間に、読者のイメージ操作を参加させることができるようになっています。 こういったことを読書では、読んだ本の数だけやっているわけですから、想像力が知らぬ間についてくるのです。 もちろん、ことばの数が必要です。 言葉は「ここにないもの」をイメージすることから始まっていますから、ことばの数を多く持っているほどイメージは多様です。 どうやれば言葉が身につくかは、松居直氏のおっしゃるとおりです。 「ここにある」ものに、心が感じたり、驚いたりするこころの動きが最初にあって、「ここにないところ」にいって、ことば(イメージ)を使って伝えるのです。 思考力は、ことばの数(イメージの多様さ)と想像力の基礎の上にあって、予想・類推・仮説・確かめ・証明という系統だった思考のことです。 読書はそれを体験することでもあるのです。 実際、現実や自然は、決して単純なものではありません。 読み聞かせは立派な読書です。 私は読書は二種類あると思ってます。 前者は「読み聞かせ」のことで、後者はいわゆる普通の読書ですね。 (変なことばですが、将来読書へ向かうことを前提にしています)と(本来の読書のこと・読み聞かせと区別するためにそう呼びます)です。 読書というものがイメージを操作する想像力のなせるワザとするなら、イメージが耳からこようと、文字からこようと同じものだと思うからです。 (1)耳の読書 絵本や童話の読み聞かせと耳だけが頼り(昔話の本来の語りやストーリーテーリングなど・この重要性についてはここでは触れません)があります。 耳からする読書は本来の読書に較べ、1・2年先行することができます。 また絵本の場合、必要とするイメージを支え、深め、広げてくれる「絵」があります。 絵本は幼年童話や中学年向き童話がもつ情報量(感情やこころも含めて)に較べ、はるかにたくさんのものを持っています。 (2)自分でする読書 早い子どもで4・5才から自分で読み始めます。4・5才から小学校2・3年生までの子どもが自分で読むこと自体は別に悪いことではありません。 興味があったり、それなりに楽しいから読んでいるのです。 しかし、まだ完全に読書しているとはいえません。 自分でする読書は小学校高学年になってからです。 2、どのように絵本を読んであげたらいいのでしょうか? 絵本にはそれぞれ個性があります。ですから、その絵本のもつ特徴にしたがって、読んであげるのがいいいでしょう。 タイプ1 物語絵本(1) 文章だけで物語のあらましが理解できるものをいいます。 ただし、読書はあくまでも、読者(聞き手)がイメージをつくり、操作することですから、それが出来やすいようにしてあげるのが原則です。 絵本の読み聞かせにおいては、文章は耳から、絵は目から情報が入って来ます。 タイプ2 物語絵本(2) 文章だけとりだしても、物語は解らないですが、「絵」の展開によって物語が理解できるものをいいます。 絵本は「絵」と「絵」の組合せで成り立っています。 基本的には物語絵本(1)も絵が物語っています。絵が物語っているのが絵本なのです。 だから、このタイプの絵本の読み聞かせは、絵を丁寧に見せてあげることがもっとも大事なことになります。 タイプ3 問答形式の絵本 あそびや科学絵本に多い型式。 実際にはこれらは、混ざっている場合が多いです。 |
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